ナマケモノろーぐ

家事とブラジャーが苦手な50代セミリタイアラー(♀)の日々の雑感

『ヨコスカジャズドリームス2018』観に行きました~輝き放つプロフェッショナルシニア~

7月28日(土)、台風による豪雨の中、よこすか芸術劇場で行われた「ヨコスカジャズドリームズ2018」を夫と一緒に観に行きました。

 

 『ヨコスカジャズドリームス2018』出演者

出演は、カルロス菅野さん率いる「熱帯JAZZ楽団」、有名なジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子さんのバンド「寺井尚子クインテット」、今年で結成60年!「宮間利之ニューハード」。

「熱帯JAZZ楽団」のゲストは渡辺真知子さん。大好きな昭和の名曲「横須賀ストーリー」「カモメが翔んだ日」を、熱帯JAZZ楽団ラテン調で熱唱してくださいました。

結成60年!「宮間利之ニューハード」のゲスト、北村英治さん

「宮間利之ニューハード」の創始者、宮間利之さんは2016年に95歳でお亡くなりになりましたが、”宮間利之”の名前はバンドに引き継がれました。

そして「宮間利之ニューハード」のゲスト、クラリネット奏者の北村英治さんは89歳。

パンフレットの紹介欄には「1981年よりクラシック界の第一人者村井祐児氏に師事し基本を学び直し、音色と表現を追求し続けている」とありました。

輝き放つ、プロフェッショナルシニア

1981年と言えば北村さん52歳の時です。同じような年齢で「会社やめてセミリタイア」と半隠居の老い支度に向かおうとしている自分としては、驚嘆というか、尊敬というか。

もちろん北村さんは52歳までクラリネットとは無縁だったわけでは無く、1951年からクラリネット奏者としてデビューして1954年には自己のバンドを結成して、既に確固たる地位を築いていた方です。

パンフレットには『出演者に聞いた「私が見た忘れられないライブ」』という欄があって、その中で渡辺真知子さんは2017年6月25日の薬師寺「ArrowJazzOrchestra」での北村さんの演奏を挙げていました。

『本番と同時に降り出した夕暮れの雨はビッグバンドの音をかき消すほど。

~中略~

次は北村さんのソロと見ると…そこはまるで陽だまりのようじゃありませんか。微笑みを浮かべて軽やかに幸せを奏でていらっしゃいました。あの光景は忘れません。

~後略~』

とても感動した「光景」だったようで、「ヨコスカジャズドリームス2018」終盤の皆で集まっての華やかなエンディング演奏の場でも、渡辺真知子さんはすごい熱量でその時の感動を語っていらっしゃいました。

来年には会社を早期退職して「セミリタイア生活」という自分の予定は今のところ変えるつもりはないですが、そのあとも運が良ければ長く続くかもしれない後半生、ラク隠居生活というなまけた夢を、もう少し積極的なものに変えていこうというきっかけの一つになりました。

SingSingSing大合奏大会2018年

8月11日(土・祝)には、横浜市神奈川公会堂で「~平和に響け~SingSingSing大合奏大会2018年」が、北村英治さん主催で開催されます。参加費は1500円(中学生以下は無料)。

第1部でみんなで演奏指導を受けた後、第2部で大合奏を行う流れです。楽器がない方は手拍子で参加可能とのこと。

私も参加してみたいです。

近隣にお住いの方、もし興味がおありでしたら参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

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